トヨタ プリウス・ハイブリッドカーの先駆け

トヨタ プリウスが「21世紀に間に合いました」というキャッチコピーでデビューしたのは1997年のことでした。
トヨタのハイブリッドカー、プリウスのデビューは世界中に大きな驚きを与えました。
トヨタ プリウスが誕生した当時、ガソリンと電気の両方を動力としたハイブリッドの実現は、まだ先のことだろうというのが自動車業界での見解でした。
トヨタ プリウスが世界中に与えた衝撃は、ハイブリッドの実現だけではなく、215万円という驚くべき低価格であったことにもありました。
プリウスが登場したことによってトヨタは技術力を高めたことはもちろん、保守的なイメージを払拭しチャレンジ精神溢れる自動車メーカーと認識されるようになりました。
その後環境への対応を経営の最重要課題のひとつとして位置づけたトヨタは、ハイブリッド車を着々と生産していくこととなりました。
そしてトヨタは、2007年5月末におけるハイブリッド車の累計販売台数が100万台を突破するという快挙を成し得たのです。
しかしプリウスが登場した当初は新技術と燃費に対する高い経済性が期待され、価格面についてはむしろ高い評価を得ていましたが、最近では同クラスの車と比較すると車両価格が高く、その価格差を燃費で相殺するのは困難であるという理由から購入をためらう方が多いのも事実のようです。
またハイブリッドカーの存在は今でこそ珍しいものではなくなりましたが、その一方では燃費はもちろん環境面からみても優れたハイブリッドカーに対する意識は益々高まってきています。
次期プリウスとして、以前ジュネーブショーで登場したハイブリッドXが話題になったことがありましたが、残念ながら特に次期プリウスとの関連は明言されていませんでした。
しかし2005年12月に「2008年末に市場投入するハイブリッド車・3代目プリウスに、次世代電池とされるリチウムイオン電池を搭載する方針を固めた」とトヨタ自動車は既に発表しています。
(その後、3代目プリウスへのリチウムイオン電池の搭載は断念との報道あったため、2008年の発表が実現するかどうかは微妙ですが)
ハイブリッドカーの先駆けとして登場したプリウスが、更なる進化を遂げて登場する日は近づいています。